日誌

放送での全校集会

 1月7日(木)に県の緊急事態宣言が発出され、本市の「地域の感染レベル」についても、「国レベル3」に変更され、現在も同じ状況が続いています。
 2学期の終業式までは、体育館の窓、ドアを全開にして換気を十分行い、児童間の距離を広くとり、手指消毒及びマスク着用を確実に行うなど感染対策を講じながら体育館で行っていましたが、感染レベルが国レベル3に引き上げられたことにより、3学期からは、全校児童が同じ場所に集まる密を避けるために、放送を使っての全校集会になりました。

 今日は校長先生のお話がありました。「本物と偽物」のお話でした。「本物は見えないところできまる。」というお話でした。大きな木に例えられ、見えるところは「幹、枝、葉」、見ないところは「根っこ」、だれも見ていない、見えないところでどう行動できるかが大切、だれも見ていないから、ごみが落ちていても知らないふりではなく、だれも見ていなくてもルールや大切なことが守れることが必要。
 一方、ある地域の方から嬉しいお電話がありました。「コロナ禍の状況でありながら、頭を下げて「こんにちは」と子どもたちが挨拶をしてくれました。それが、一人ではなく、たくさんの子どもたちが「こんにちは」と挨拶をしてくれます。とてもうれしい気持ちになり、御連絡をさせていただきました。」とお電話をいただきました。だれが見ていようが、見ていまいが、自分から考え行動できる、こんな子が一人でも多く育ってほしいと願っています。

 学習部の先生からは、「学習のきまりを振り返ろう。」と2月の生活目標のお話がありました。2月・3月は学年のまとめの期間であるとともに、次の学年の準備の期間でもあります。文字は丁寧に書けているかな、学習用具の忘れ物はないかな、宿題や自学に取り組めているかなと、自分を振り返って、できていなかったら残された日数をがんばって、次の学年につなげてくださいというお話がありました。