学校長あいさつ

 山之口地区は、宮崎県の南西部、都城盆地の北東部に位置し、豊かな自然と縄文時代にはすでにこの地で生活が営まれていたという長い歴史がある地区です。
 また、平成28年に県内初のスマートインターチェンジが開通し、校区内にはJR日豊本線山之口駅、さらに宮崎空港まで40km圏域と県内外から陸海空の交通アクセスの利便性が高い地域です。
 そして現在、令和9年度に本県で開催される全国障害者スポーツ大会・全国スポーツ大会に向けて山之口運動公園(陸上競技場等)の整備が進んでおり、今後さらに地域の活性化が期待される地域でもあります。

 その山之口地区にある本校は、明治7年1月に山之口郷校を改めて、初めて公立山之口小学校として創立された歴史と伝統ある学校です。自然豊かなすばらしい教育環境の中、保護者や地域の皆様の協力を得ながら、本校の教育目標「心豊かで創造的な、心身ともにたくましい児童の育成」の実現に向けて教育活動に取り組んでいます。

 令和5年度は、41名の新入生を迎え、全校児童216名でのスタートとなります。
 コロナ禍で学校の行事等も制限される状況にありましたが、5月8日の5類への移行により実施できる活動が増えます。これからも「笑顔がはじける学校」を目指して、全職員が心を一つにして「チーム山之口」として、保護者や地域の皆様と信頼の絆をしっかりと結び合い、全力で誠心・誠意、子どもたちの教育に取り組んでまいります。

 保護者の皆様、地域の皆様におかれましては、今後も引き続き、本校の教育活動にお力添えを賜りますようお願い申し上げます。


                            都城市立山之口小学校 校長 長友 啓倫

学校の教育目標
学校の沿革

明治 7年 公立山之口小学校となる
明治15年 花木に分校が設立
明治21年 花木の分校が独立の尋常小学校となる
明治37年 高等科を設置し、山之口尋常高等小学校となる
昭和21年 児童数1505名
昭和22年 山之口小学校に校名を変更
昭和34年 学校給食を開始
昭和39年 山之口町制施行、山之口町立山之口小学校となる
昭和43年 プール竣工
昭和44年 体育館竣工
昭和47年 文部省・県指定道徳教育研究公開を開催
昭和48年 創立100周年記念式典
昭和50年 郡学校保健研究大会及び町指定研究公開を開催
昭和54年 町指定研究(国語科)公開を開催
昭和57年 文部省指定研究「体力づくり推進校」の研究公開を開催
昭和59年 学校環境緑化推進により県知事表彰
平成 元年 県・町指定「豊かな心を育てる教育」の研究公開を開催
平成 7年 体育館竣工
平成12年 文部省・県・町指定研究「小学校教育課程」の研究公開を開催
平成13年 コンピューター室新設
平成15年 校内緊急通話システム設置
平成18年 都城市との合併により、都城市立山之口小学校となる
      県教育委員会より「学力向上推進事業優秀実践校」に選定
平成21年 市指定研究(国語科)公開を開催
平成22年 王子山遺跡発掘調査の実施
平成23年 県造形教育研究大会「県南地区大会」を開催
平成24年 新校舎完成
平成24年 全国教育美術展「学校奨励賞」を受賞
平成25年 全国教育美術展「教育委員会賞」を受賞
平成28年 プール改修及び更衣室新設
      都城学校教育ビジョン研究公開を開催
令和 元年 学校屋上に太陽光発電設備新設
令和 2年 全教室に空調設備設置
                      旧校舎トイレ改修

令和 3年 一人一台端末(PC)整備