日誌

6年生が「ものづくり魅力」を体験

 7月9日、若者に対する「ものづくりの魅力」発信事業の一環として、「授業等へのマイスター派遣」が実施され、本校に畳職人と板金職人(各4名)が来校、6年児童がミニ畳作りと表札作りに半々に分かれて、ものづくり体験を行いました。

 体験の前に、技能士の自己紹介や本事業の紹介があり、次に製作の手順や留意点等の説明がありました。そして、いよいよ畳作りと表札作りが始まりました。

 1グループに友達が3~4人いるわけですが、それぞれ個人用を作るので、始めのうちは友達同士の教え合いや助け合いはほとんどなく、自分の製作に集中していました。かわりに技能士の方々がていねいにアドバイスをしてくださり、製作は順調に進んでいきました。後半になると、子どもたち同士でも教え合う姿や、早く終わった子が友達を手伝う姿が見られました。両方ともおよそ1時間半で完成し、子どもたちはみな、自分の作品を手に持ち喜んでいました。

 学校の授業でも、図画工作科等でものを作ることはありますが、プロの技を間近で見聞きする機会はめったになく、とても貴重な体験をし、有意義な時間を過ごすことができました。もしかすると将来、この6年生の中に、技能検定試験を受けたり、社会で活躍する技能士になったりする人がいるかもしれませんね。