日誌

全校集会 ~一隅を照らす~

 今日は全校集会がありました。

 校長先生からは次のようなお話がありました。

 アフガニスタンという国には、病院も水もない場所があります。
 中村哲先生というお医者さんは、35年間、ここに暮らす人たちを助けるために仕事をしてきました。しかし2019年12月4日、中村先生は仕事に行く途中で誰かに銃で撃たれて亡くなりました。73歳でした。

 中村先生は、「一隅を照らす」という言葉が好きでした。「一隅」とは「かたすみ」のこと、あまり目立たない場所のことです。「照らす」とは「光をあてて明るくする」こと、困っている人のための力になってあげることです。

 中村先生は「だれもここに行かないから私たちが行く。」「だれも何もしないから、私たちがする。」とよく話されていました。決して、ほめられるためでも、お金のためでもありません。この言葉には自分が今いる場所で、自分できることを一生懸命やりましょうというメッセージが込められています。

 学校での生活を振り返ってみると、トイレのスリッパを並べる、落ちているごみを拾う、あいさつを返す、朝のボランティアをがんばる等、「だれもしないから自分がする。」「ほめられなくても、だれにも見られなくてもする。」こんな、ことが増えてほしいです。





12月4日~12月10日は人権週間です。新型コロナウイルス感染拡大が続いている中、「人が人を傷つける言動」や「デマ」、「心ない書込み」が問題になっています。今日は「新型コロナウイルス~差別・偏見をなくそうプロジェクト~文部科学習」を視聴し、その後、人権担当の職員が話をしました。




表彰がありました。
「明るい選挙啓発書道作品展」で2名の児童が銀賞を受賞しました。おめでとうございます。



「高崎町スポーツ少年団支部長杯」で山之口野球スポーツ少年団が準優勝しました。おめでとうございます。