勇壮な舞を受け継いで~六十田剣舞練習始まる~
麓小学校では、地域に受け継がれている伝統芸能が二つあります。それが「文弥節人形浄瑠璃」と「六十田剣舞」です。
六十田剣舞は、山之口町麓地域の六十田地区で受け継がれてきた都城市指定無形民俗文化財です。日露戦争に出征した藤井政時氏が戦友から習った剣舞を、地元の若者教育に役立てたいと願い郷里に持ち帰り、地元に広めたものとされています。現在、「六十田剣舞伝承サークル」として、保存会の方の御指導のもと、毎年運動会や地域の祭りで披露するために練習しています。黒色の紋付き袴姿に鉢巻、腰に刀をさして勇壮に舞います。
今年も5・6年生の練習が始まりました。皆、引き締まった表情で練習しており、運動会での披露が楽しみです。