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人権教育研修会

 8月24日(木)に、宮崎地方法務局都城支局の江田先生を講師としてお招きし、本校職員を対象に人権教育研修会を行いました。まず、「人権」(Human rights)とは何かについて考えました。人が生きていくうえで最も大切なものであることが理解できました。ハラスメントの防止については、ハラスメントの発生が、互いの「認識の差」や「環境」が要因となるため、「研修を重ねること」と「ハラスメントを起こさない職場づくり」が大切であるとのお話でした。
 続いて、「アンコンシャス・バイアス」についてお話がありました。人は誰でも「無意識のうちに偏見をもっている」ので、そのことに「気付き」、適切に「対処」していくことが大切だということが分かりました。人は、自分の中の「~べき」と「~はず」を信じて生きており、他人と比べたがるという習性をもっているので、他の人と違っていていいんだということを子どもたちに教えてほしいとのお話でした。金子みすゞの詩の一節「みんなちがって みんないい」で締めくくられました。
 今回の研修を受けて、今後全職員が人権感覚を研ぎ澄まし、子どもたち一人一人の人権を大切にする教育に取り組んでいくことを確認した1日となりました。ご指導、ありがとうございました。