学校の様子

2時間目~シェイクアウト

 今日の2時間目の授業の様子です。1・2年生は図画工作で、絵具を垂らしてできる模様づくりに挑戦していました。最初、絵具を水で薄めてそれに洗濯のりを混ぜていきます。それを真っ白の画用紙に垂らして、画板ごとかたむけながら模様を作っていきました。思いがけない方向に絵の具が移動したりほかの色と混ざっておもしろい色になったりと、子どもたちは歓声を上げながら、できた模様に一喜一憂していました。絵の具が乾いたら、それを何かに見立てて絵を作っていくのだそうです。できあがりが楽しみですね。

 3・4年生は社会科で、「人形浄瑠璃」についてタブレットを使って調べたり、調べてことをFigJam上に記録したりしていました。以前、都城市の社会科副読本の編集に携わったときに、山之口の人間浄瑠璃の館を訪問し、いろんな方にインタビューしたり写真撮影をしたりしたことを思い出しました。日本でも、数か所しか残っていない貴重な文化財を大切にするためにも、いっぱい調べて詳しくなってもらいたいです。

 5年生は国語で、固有種について書かれた説明文の段落ごとの要旨をまとめていました。ひと段落ずつ読んでまとめていきます。この要旨をまとめる力はいろんなところで生きてきます。ぜひ高めていってもらいたいです。教材文でニホンカモシカの捕獲数調査のグラフがありましたが、20数年前、その調査に関わり、専門家の方と一緒に椎葉の山中をかけまわり、植生から考えられる頭数調査、実際の観察からの頭数予測、それらの比較から見えることなどをまとめたことを思い出しました。

 6年生教室に入ると、「あれっ、いつもと席が違う!」と思いました。横一列に6人が並んでいました。今日。残念ながら1人欠席があったので、横1列に並べたようです。授業は国語で「鳥獣戯画」について書かれた文章を読み取っていました。最後に、漢字5問テストがありましたが、「筋肉」という字が難しかったようです。

 2時間目が終わると、突然、放送から「訓練です。訓練です。ただいま大きな揺れが発生しました。急いで姿勢を低くして、机などの下に入ってじっとしてください。」という教頭先生の声が聞こえてきました。子どもたちは落ち着いてさっと机にの下にもぐりました。臨場感あるれる音が流れる中、机の脚をしっかり押さえて体・頭を守っていました。

 「自分の命は自分で守る」ことを意識して、危機管理をしっかりできるように、今後も日頃の指導や避難訓練などを適時行っていきます。