4年生
~2分の1成人の学習発表会~
2月27日(月)に今年度最後の授業参観が行われました。4年生は生れてから10年という節目の年を迎え、これまで育ててくれた方に感謝の気持ちを伝えるとともに、自分の成長を見つめ直してこれからの人生に希望を抱いてほしいという願いのもと、2分の1成人式と学習発表会をクラスごとに実施しました。
まず一人一人に2分の1成人の「認定証」を手交しました。その後、全員が国語、社会、理科、音楽、総合的な学習の時間、体育のグループに分かれ、4年生で学習した内容について、発表を行いました。子どもたちは、学級担任や専科の先生方に発表内容の相談を行うとともに、自分たちで企画構成するなど主体的な取組が見られました。
結果、それぞれのグループが努力し工夫をこらした発表を仕上げ、保護者の皆さんに1年間の学習の成果を十分発揮することができました。
発表の後、全員で「2分の1成人」という合唱しました。音楽の時間だけでなく、朝の会でも毎日練習して成果が発揮され、この日の歌声はいつもより教室中に響き、感謝の気持ちが十分伝わってきました。
最後に、保護者にメッセージカードで感謝の気持ちを伝えました。さらに、保護者からも事前に書いていただいた子どもたちへの手紙を渡していただきました。手紙のやりとりの中で、「今までありがとうございました。これからもよろしくお願いします。」などの言葉も添えられていて、どちらも涙ぐむ姿も見られました。普段何気なく過ごしているようであっても、家族の大きな支えがあってこそ今の自分があるのだと意識が高まっていたのかもしれません。
子どもたちにとっても保護者の皆さんにとっても、この2分の1成人の学習発表会は、「10歳」という一つの節目であることを実感できるものとなり、大変意義深い時間となったのだと思いました。