学校ニュース

ハート SOSの出し方に関する学習~「パペット・カウンセリング」を学びました~

  7月17日(木)に、本校5・6年生を対象に、標記の学習を行いました。この学習は、子どもたちが何らかの悩みを抱えた時に、その悩みを言葉に表し(SOSを出し)、自己内対話や他者との対話によって、その原因や解決方法を見出し、不安な気持ちを解消できる力を育てていくことを主な目的とした学習です。

 今回は、日本パペットカウンセリング協会(JPC)公認パペットカウンセラーの長友かなさんを講師に招き、パペット(人形)を用いた「パペットカウンセリング」を児童が実際に体験する、という学習を行いました。(本協会代表理事 鈴木幸一氏もZOOMにて、またアシスタントとして3名の方々が授業に参加し、笑顔で助言や個別支援をしてくださいました。)

 児童は、各家庭から持ち寄ったぬいぐるみを用いて、実際にぬいぐるみにあいさつをしたり、自らの悩みを話しかけたり、また、ぬいぐるみになったつもりで返答をしたりして、実際に自己内対話を通したセルフカウンセリングに笑顔で取り組むことができました。

 体験を通して児童は、「楽しく(安心して)悩みを相談することができました。」「対話をした後は、心がすっきりとしました。」「家でもやってみたいです。」などの感想を述べ、楽しみながら学べたことがうかがえました。

 この学習を通して、児童が夏休み期間中も、自らの悩みを上手に解消し、心身ともに健康に過ごせることを願っています。