池のほとりの像に関するすてきなお話
みなさん、こちらの像をご存じでしょうか。
学校の中庭にある池のほとりにたたずむこの像。台座の裏にはこんなプレートがついていました。
先日、この像が作られた当時に児童会長だった方が来校し、校長先生とお話しされていました。そこで聞くことができたすてきなお話を紹介します。
(以下、校長先生より)
小林小学校出身で声楽を専門に東京芸大を卒業。イタリア留学などを経て音楽界で活躍され、常葉(とこは)大学(本部静岡県)の名誉教授を務められた桑原啓郎先生が、奥様と一緒に小林小学校を訪ねられました。桑原先生は、当時1500人以上いた本校の児童会長として1円募金を呼びかけ、昭和38年4月、その募金でりっぱな母子像が立てられました。その母子像は、それから60年以上たった今でも、中庭の池のほとりで私たちを見守ってくれています。私たちの学校には素晴らしい先輩がたくさんおられ、活躍されています。うれしいですね。ご訪問ありがとうございました。