戦後80年

 戦後80年になりますが、戦時中の広原小学校はどのような生活をしていたのでしょうか。

 100周年記念誌(昭和49年発行)によりますと、昭和19年に、沖縄からの疎開児童を受け入れたという記録が残っています。宿泊する場所がなかったため、学校の裁縫室を整理し、冬寒い時期に、布団がなくて困っているということから、各家庭から布団を調達したりと、地域の方の手厚い支援が感じられます。疎開に来た児童は、昭和21年には全員帰還できたとのことですが、下の写真はその時のものだそうです。本地区から帰還した子供たちは、沖縄で全員お迎えがあったとのことです。その翌年には、沖縄より、感謝のためにとのことで数名招待されております。