学校の様子

2016年2月の記事一覧

真冬の狭野の廊下の感動。校長の涙の理由。

こんな子どもがたくさんいるのです。狭野小には。
この感動をどうお伝えしましょう。

給食、おわりがけ。校長、ぶらり参観。
寒い、寒い日です。
内緒で、ポッケのホッカイロを触りながらの訪問。
「おーさぶー」。

すると、23年の流しで、信じられない光景が!

校長先生、こんにちは!
校長:さのっこ、何してるの?

当番だから洗っています。
校長・・・・寒いよね、冷たいよね。すごいよね。



寒くない?
さのっこ:いいえ、動いてると温かくなりますよ。



手は泡だらけ、ぬれることを少しも厭わない。すごい。

えらいよね。すごいね。

いいえ、校長先生、みんなのためだから。みんなやってるし。

校長:半泣き。



さのっこは、そのうち水道を流し始めました。
冷たい水が手を流れます。
そして、何ということはない顔で、洗い続けました。

私は人知れず、感動していました。


私は、あなたの学校の校長であることを、誇りに思います。
感動をありがとう。さのっこ。



ナポレオンは言うでしょう。

人のために働くこと。誰も見ていなくても誠心誠意働くこと。
言うのは簡単。しかし、やり遂げること、そして、やり続けることは、とても困難なことである。

それを難なくやり遂げる人のことを世間では「素晴らしい人」と称賛するのだろう。

by 校長 (^_^)