学校の様子

2016年9月の記事一覧

高そうなペンにまつわるストーリー。

あるきっかけで入手した、外国製のペン。

赤黒ボールペン、シャープペンがスリムに入っていて、使いやすいのです。
確かに、お高めのペンだけあり、外装が高級感があります。ありますが、
しかし、小学生の興味の対象となるとは、夢にも思っていませんでした。

そのペンを校長が使い始めた、初日。

校長先生、おはようございます。


あ、校長先生、胸に刺してるそのペン、高級品ですね。
と・・・いきなり来た!

ちよっと貸してください。
どれどれ・・・。ふむ。金がたくさん使ってあり、高そうですね。
校長:は・・・。どうも、どうも。


校長先生、似合いますよ。
校長:はあ、どうも、どうも。



今日も元気で行ってきます!



ほお、しかし、子どもってすごなあ、目の付け所が違うなあ・・・。

と、思いながら、場は、さのっこスペシャル、丸付けの場で。

校長先生のペン、すごく高そうですね。
とは、一年さのっこの反応。
校長:こりゃ驚いた!

写真撮ろうとすると、発見者、照れた。


お、出てきた・・・。



あ、でも、また照れて、手だけ出してきた。

このペン、金が使ってあって、かっこいいですよ~。
校長:いやあ、ほめていただいて、ありがとう。


赤で丸付け中、黒でサインをすると・・・。
ありゃ、校長先生、赤が黒になったですよ、どうしたのですか?

もう一回、赤にしてやる。



おっ、こりゃ、さて、さて・・・。



こんにゃろ。



かてーな、これ。
あ、あの・・・・。それ、押すのではなくて、回すんだけど・・・。



なあんだ。そうでしたか。でも、金が使ってあって、高そうですね。
ここがかっこいいなあ。


ナポレオンは言うかもしれません。

子どもには、大人に見えないものを、見つめる力が備わっている。

教頭先生、このペンですが・・・。
はい?このペン、何ですか??



いやあ、子どもたちがえらく、反応したものですから・・・。
はい?ペンですよね、これ。普通の・・・。



高そうとか、そんなこと、言ってましたが・・・。
お、なるほど、言われてみると、そんな感じが。特に、この金が・・・。



私は、最初から、すげえ高そうだなあ、と実に、深く、直感的に、思っておりました。



一本のペンが作り出した、一通りのストーリー。

さのっこの反応は、実に、楽しく、愉快です。
(アダルトアイドルさんも、然り。)

by 校長 (^o^)