投稿日時: 2014/01/15
学校管理者
1月15日・水曜日
「自立」とは、自分のことが自分でできることです。小学校では具体的にどんなことでしょう。①返事ができる、②着替えができる、③歯磨きができる、④トイレができる、⑤読み書き計算ができる、⑥いろいろな準備ができる、⑦学校への行き帰りができる、⑧質問されたことに答えることができる、⑨あいさつができる、⑩きまりが守れる等たくさんあります。1年生から6年生までありますので、発達段階に応じて「自立」へのステップがあります。「自立」の対岸に「他立」があります。子どもたちでは、特に「自分の意見や考えを言う」ことにおいて「他立」がみられます。先生の質問に「分かっているけど、答えるのが面倒くさい。」等の理由で人に任せている子がいます。このような子は、勉強の内容が分かっているようで、分かっていないことがあります。実際に言葉に表すことができないと理解できたとはいえないからです。学校で指示されたこと、指導されたことをしないことは「自立」が遅れることになります。先生から出される課題は、「自立」への道しるべです。出される課題を克服していくことが「自立」の証となります。社会が教育に求めていることの1つに「自立」した人の育成があります。「なぜ学校で手を挙げて発表しないといけないのか、発表できないといけないのか」その意味をお子さまが知らない場合は、教えてあげてください。「発表する、発表できる」というのは「自立」の1つの過程なのです。