投稿日時: 2013/07/26
学校管理者
7月26日・金曜日
昨日、「学力向上対策」について研修会を開きました。2年生と5年生で実施している知能検査を基に、学力テストとの相関を調べ、個に応じた指導の在り方を究明しました。人には、右脳と左脳があり、物事を理解するのにそのどちらか又は両方を使っているそうです。右脳を使う人は具体物や図などで、左脳を使う人は文字や言論などで理解するのが得意なのだそうです。どちらでもという人もいます。知能検査では、児童がどちらを使って理解しているかを診断することができます。したがって、授業において「言葉を使うか」「具体物を使うか」を判断する時、児童の特性によって使い分けすることができるのです。全体指導の時は、両方で指導しますが、個別指導の時はより有効な指導方法を採ることができます。高学年になるにつれて言葉で理解できるようになりますが、言葉をあまり知らない低学年では右脳なのか、左脳なのかがとても重要になります。また、発達障害等のある児童にとっても重要なことです。「理解できるようにする」ためには、低学年という学習のスタート時がとても大切で、つまずきがないようにすることが肝要です。ですので、特に低学年の指導について個に応じた指導方法を確立していかなければと研究しています。児童がよりよく、楽しく理解できる授業を構築していきます。