投稿日時: 2014/01/17
学校管理者
1月17日・金曜日
子どもの特性とは何でしょう?子どもの特性の1つに「認められたい、叱られたい」と思っているということが挙げられます。いいことをしたら褒められたい、悪いことをしたら叱られたい、ということです。子どもはよく「〇○ができるようになったよ。」とか「〇○に褒められたよ。」とか言ってきます。認めてほしいのです。ものを壊したり、水をこぼしたりしたときは、「叱られる」と思っています。これも認めてほしい気持ちの表れです。いいことをしても悪いことをしても大人(親、教師)が無関心だと子どもの欲求は満たされません。子どもは「自分はいてもいなくてもいい存在なんだ。」と思ってしまい、無気力になります。構ってほしい気持ちが強くなり、思いもよらない言動で気を引こうとするようになります。「荒れる、荒れている」状態です。大人(親、教師)は常に子どもたちを「想う、思う」ことが重要です。それを言葉に表し、行動で示すことが大事です。そうしないと気持ちは伝わりません。でも、褒めてばっかり、叱ってばっかりはいけません。求めに応じて、適切に接し、欲求を満たしてあげることが大切です。子どもを「一人の人格者」として尊重し、適度な課題を負荷しながら、自立・自律した人をめざしてうまく褒めたり、叱ったりしましょう。子どもを認め、欲求を満たしてあげましょう。