学校の様子

門松づくり

 12月11日(日)、PTA環境整備部の保護者の皆様で門松づくりをしていただきました。
 まず、竹を割って短冊状にした後、バケツの周りに1つ1つはめ込んで土台を作りました。
 そして、竹林から切り取ってきた6本の竹を3本ずつ1組にして土台の中に入れてしばりました。その後、竹が動かないように土台のバケツ中に砂を入れ、最後に、松や熊笹、南天等で飾り付けをした後、竹の周りに葉ボタン、パンジー、千両を植え、見事に立派な門松が完成しました。
 門松は、新年を迎え、その年の年神様を迎えるための拠り所となるものだと言われ、平安時代頃に始まった風習だそうです。三納小中学校では、PTA環境整備部が中心となり何年も前から門松をつくって校門に飾っていますが、作る際は、七五三でひもを縛ったり、難を転じると言われる南天を植えたり、できるだけ縁起を担いだつくりにしているそうです。
 毎年、この時期になると、伝統文化を伝えていくことの大切さと保護者の皆さんの子どもたちへの熱い思いを感じ、感謝しています。
 PTA環境整備部の皆様、お手伝いに来てくださった地域の皆様、今年も立派な門松をつくっていただきありがとうございました。
 来年も今年以上に、三納小中学校にたくさんの福(幸せ)がやってくることでしょう。


かど1
竹を斜めに切り、3本組みにする様子
かど2
竹を切る様子
かど4
鉈を使って竹を短冊状に切り落とす様子
かど5
短冊状に切った竹を土台にはめ込む様子
かど7
七五三でしばり、土台や竹を固定する様子
かd8
松、熊笹、南天をさし、花を植える様子
かど9
できあがった門松の前で記念撮影する様子