学校の様子

戦争について考える

 10月29日、平和に関する学習関連授業で、平和の語り部講話が本校で実施されました。小学部6年生の児童15名が、平和の語り部常盤泰代先生から戦争について話を聞き、平和について考える機会となりました。

 常盤先生は、元小学校の先生と言うご経歴で、3年生で学習した「ちいちゃんのかげおくり」や4年生で学習した「一つの花」を話の中に取り入れながら、分かりやすくお話されていました。

 講話の初めに先日宮崎空港で起きた不発弾爆発から画像から、子どもたちが感じたことを聞き出し、戦争について身近なこととしてとらえさせていらっしゃいました。宮崎市や西都市の空襲のことや三財国民学校に沖縄からの疎開があったことなど子どもたちが興味深く聞き、考えられる講話でした。

 西都市の遺族会の方々も一緒に話を聞かれたのですが、防空壕の話のときに、直接お話をしていただき、家の近くにあったことや学校に防空壕があったことなど話してくださいました。

 子どもたちは、戦争の悲惨さや理不尽さなど感じながら、自分たちの考えを深めているようでした。今、世界の中でも戦争のためにつらい思いをしている人たちがいます。平和を思いをさらに強くした時間でした。