学校の様子

門松づくり

 12月9日(日)、大変肌寒い中でしたが、環境整備部、PTA三役の皆さんにお集まりいただき門松づくりをしていただきました。まず、竹林から切り取ってきた6本の竹を半分に切り、3本ずつ1組にして先端を斜めに切り落としました。次に竹を割って短冊状にしたものをバケツの周りに1つ1つはめ込んで土台を作りました。そして土台の中に3本ずつ組にした竹を入れてしばりました。その後、竹が動かないように土台のバケツ中に砂を入れ、最後に竹の周りに葉ボタン、パンジーを植え、松や熊笹、南天、万両等で飾り付けをし、見事に立派な門松が完成しました。

 門松は、新年を迎え年神様を迎えるための拠り所となるものだと言われ、平安時代頃に始まった風習だそうです。三納小中学校では、PTA環境整備部が中心となり何年も前から門松をつくって校門に飾ってくださっていますが、門松を正面から見た時笑って見えるよう節の位置を調整したり、竹を固定する際に七五三でひもを縛ったり、縁起がいいとされる松や万両、難を転じると言われる南天を飾りに添えたりしているそうです。毎年、この時期になると、伝統文化を伝えていくことの大切さと保護者の皆さんの子どもたちに対する温かい心づかいを感じ、感謝しています。

 PTA環境整備部、PTA三役の皆様、今年も立派な門松をつくっていただきありがとうございました。来年も今年以上に、三納小中学校にたくさんの福(幸せ)がやってくることでしょう。



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竹の長さを測り、切り取る様子
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竹の短冊を切る様子
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竹を固定する様子
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竹を土台の周りにはめ込む様子
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七五三でひもを縛る様子
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土台に砂を入れ花を植える様子
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松、熊笹、南天を飾り付ける様子
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門松作りに参加してくださった皆さん
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完成した門松