学校の様子

認知症サポーター養成講座

 11月11日(金)の5・6校時に小学6年生17名が「認知症サポーター養成講座」を受けました。西都市健康管理課介護保健係と西都市認知症キャラバン・メイト、そして三納地域づくり協議会の方々が来られて、教えていただきました。
 西都市では、認知症の人や家族が安心して暮らし続けることのできる地域をつくっていくために、認知症に関する正しい知識をもち、地域や職場において認知症の人や家族を温かく見守る応援者として「認知症サポーター」を養成しています。本校の小学6年生は、地域の担い手となるために平成23年度から毎年講座を受けています。
 講座では認知症についてのDVDや講話を聞いた後、「認知症のおばあさんと家族」の劇を見せていただきました。子どもたちは、家族から冷たくされるおばあさんの気持ちを考えたり、どのように対応すればよいのかをグループで考えたりしました。
 授業後の感想として、「認知症について、詳しく知らなかったけれど、近所にもしいらっしゃったら、今日学んだ優しく接することを思い出して対応したいです。」、「認知症の人に声をかけるのは、後ろからではなく、前から優しく声をかけることを初めて知りました。」などがありました。
 これから認知症サポーターの印であるオレンジリングを手首につけた子どもたちは、地域や家庭で高齢者の方々の強い味方になることと思います。

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認知症について説明を聞く児童
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認知症の劇をみる児童
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劇をみた感想を班で話し合い発表する児童
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オレンジリングをかざして記念撮影する児童