学校の様子

薬物乱用防止教室

 1月30日(水)高鍋保健所の方を講師にお招きし、小学部5年生が薬物乱用防止教室を行いました。たばこやアルコール、薬物が体に与える影響について写真や統計資料をもとに詳しく説明して頂きました。1年間の交通事故による死者が約4000人に対して、たばこが原因で病気になり、亡くなる方の数が年間約12~13万人であることや、20歳未満でたばこを吸い始めると、寿命が男性で約8年、女性で約10年も短くなることを聞き、子どもたちはとても驚いていました。また、アルコール依存症になると、簡単にやめられなくなり、脳が小さくなったり、食道がん等の病気になったりする危険性が高まること、薬物依存になると、ほしがる欲求をおさえきれなくなり、薬物を使う量がどんどん増え、脳に傷がついて、幻覚がみえるようになるなど、薬物乱用の恐ろしさを知り、子どもたちは、ゼッタイやってはいけない!という思いを強くもったようです。授業の後半では、「薬物に誘われたらどのようにして断るか」についてもロールプレイ(役割演技)を通して、教えていただきました。断るときのポイントは、「いかのおすし」の「す(すぐにげる)」と「し(しらせる)」で、どんなに巧みな言葉で誘われても「いりません!」ときっぱり一言だけで断り、その場からすぐに離れて、大人(親や先生、警察、保健所)に伝えることが大切だと気付くことができました。大変有意義な時間になりました。高鍋保健所の皆様、ありがとうございました。


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薬物等が与える影響について説明していただく様子
2
ロールプレイの様子(薬物に誘われる場面)
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恐ろしい目にあったことを保健所に伝える様子
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保健所が警察署に状況を伝える様子