学校の様子

地域学習

 5月9日、中学部の3年生と1年生が、三納地区の歴史について学習しました。三納地域づくり協議会と三納っ子育成部のご協力を得て、実際に、三納地区内の史跡を巡りながら学習しました。

 まず、三納八十八ヶ所巡りについて学習しました。三納八十八ヶ所は、お大師さま(空海<弘法大師>)の命日や縁日等にご利益を願うために、遠い四国まで行って参詣することが難しいので、その代わりになるものとして1909年に三納地区に建立されたものです。

 次に、三納城について学習しました。なお、三納には4つのお城(三納城以外に、平野城、平郡城、赤目城)がありました。

 次に、信古堂について学習しました。信古堂は1850年、三納地区に設立された初めての学校です。読書、習字、武芸を学ぶことができました。

 次に、三納地区にある忠魂碑について学習しました。三納遺族会の活動についても学びました。

 最後に、三納地区体育館前に集合して、学習のまとめを行いました。

 三納地区の史跡を巡ることで、ふるさとの歴史や先人の苦労に思いを寄せ、ふるさとを深く理解することができました。また、郷土への愛着を一層深いものにすることができました。

 ご協力いただいた皆様、誠にありがとうございました。