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講演会

 3月11日(木)たかしんホールにおいて、「スマホ・ネット社会と上手に向き合うために」との演題で講演会が行われました。講演会には、町の4校の保護者や職員が参加しました。講師は、日向市青少年育成センターの黒木広充氏です。
 講演の中で、ネットやゲームの世界は、子どもたちにとっては、主体的に楽しめる場、自分で考え、人と協力して課題解決できる自己肯定の場、多様な人と出会い、群れ遊びができる場、ルールや人との関わりを体験する場、対等に一人の人間として見られる場と感じられるため、のめり込み、はまってしまう、魅力的な場であることを話されました。そこで、現実の世界が子どもにとって「必要なことが満たされる場」となっているか私たち大人が考える必要があると思いました。
また、「人生を失うスマホ・ネット・ゲーム依存」の話では、子どもの依存症は発達へのダメージが大きく、治療も困難であるため、予防策が重要である。未成年者の利用管理は、保護者が責任をもって行うこととの話でした。
 「未成年者も大人も、オンライン機器は『本当に必要なこと』だけに使うべきもの」と理解して、子どものネット利用について考えていきたいと思います。