学校の様子

心身ともに健やかな成長のために~研修報告など

 先日、県校長研究大会にオンラインで参加しました。感染症対策のため午後の講演のみの実施となりましたが、演題が「ネット社会への対応等」で、家庭にもお知らせしたい内容もたくさんありましたので、この場を借りまして紹介します。併せて今年度の全国学力・学習状況調査結果も発表されましたので、その一部をお知らせします。なおこの内容につきましては2学期、学校だよりにも載せる予定です。

【県校長研究大会】~兵庫県立大学 竹内先生のお話

〇ネットの教育は2歳から始める必要がある(2歳で63%が使ったことあり)

〇幼いころから読み聞かせやネットの上手な使い方を教えることが学力向上の鍵

〇1日4時間以上ネットに依存している子は要注意

〇親子で話し合ったり、子どもレベルでルールを作ったりすると効果的

〇スマホの問題は心の問題につながる

【全国学力・学習状況調査結果】~国立教育政策研究所HPより

◆1日当たりのゲームをしている時間は、昨年度と比べて特に中学校の生徒で減少している。また、児童生徒ともに、1日当たりのゲームの時間が長いほど、各教科の平均正答率が低い傾向がみられる。
◆1日当たりのSNSや動画視聴を1時間以上行っていると回答した小学校の児童の割合は約50%、中学校の生徒の割合は約75%である。
また、児童生徒ともに、1日当たりのSNSや動画視聴などを行う時間が長いほど、各教科の平均正答率が低い傾向がみられる。

◆家にある本(雑誌、新聞、教科書は除く)の冊数が多い児童生徒ほど、教科の平均正答率が高い傾向が見られる。