優しい出来事と心温まるお便り

 運動会明けの21日、保護者の方から1通のお便りが届きました。

 「優しい出来事と心温まるお便り」ですので、ご紹介します。(児童名はカットした状態で、ほぼ全文をのせます。)

 

 運動会お疲れ様でした。

 2年生の徒競走の時、〇〇さんのいる組がスタートして、途中で△△さんが転んでしまいました。

 〇〇さんがそれに気付いて、後ろを気にしながら(自分が)ゴールしていないにもかかわらず、力を抜いて心配しながらゴールしたように見えました。

 私はその時、退場門の所に居ました。すると、〇〇さんが転んでしまった△△さんと肩を組みながら、ずっとポンポンとたたいて励ましながら、自分の団に戻っていく様子を見て感動しました。

 更に、〇〇さんと△△さんは赤団だったのですが、白団の前を通る時に、白団の大きな旗を振って応援していた5年生の応援リーダーの☆☆さんが「大丈夫ー?」と声をかけていたことにも感動しました。

 私だったら、自分の順位だけを気にして転んだ友達がいても、力を抜かずにゴールしたり、自分の団ではない下級生に声かけはできなかったと思います。

 心がとても温かくなり、どうしても先生にお伝えしたかったです。

 もちろん転んでしまった△△さんが、また起き上がり、ゴールまで一生懸命に走っていたこともとても素晴らしいと思いました。

 素敵な運動会でした。ありがとうございました。

 

 このお便りは22日(水)の全校集会で校長先生が紹介し、優しさあふれる2人にみんなで拍手を送りました。