特集1「寺迫奴踊(てらさこやっこおどり)」再開への道のり
再開、寺迫奴踊⑩
7月6日(木)
今週月曜日に予定していた練習は大雨のため中止となり、久しぶりの練習となった子どもたち。
出張等が続き、久しぶりに練習を見たのですが、「はじめのあいさつ」や「練習内容の確認」なども自分たちで行い、練習そのものを主体的に進められるようになっていることに驚き、感動しました。
まずは、前回までの復習として、これまで習った踊りをやってみました。
いよいよ今日の練習へ入ります。
今日は、先週作った「杖(じょう)」を使った踊りに挑戦です。
※ 寺迫地区の皆さんは、杖(じょう)ではなく杖(ぜ)と呼ばれます。
杖を持つだけで急に踊りが難しく感じられるようで、子どもたちも苦戦していました。
あっという間に、終了の時刻を迎え、今日の感想とお礼を言い、今日の練習は終了しました。
今日は、宮崎日日新聞都農支局の取材も入りました。
練習前にも、踊りを指導してくださる地域の方へのインタビューが行われていました。
練習終了後、ふと気づくと、下の写真のように、率先して個別に指導を願い出る子どももいました。
子どもたちは、全力で寺迫奴踊の練習に取り組んでいます。
奉納は8月1日、18時15分頃、1日目の御旅所となる赤木邸前となっております。
ぜひ、子どもたちの奉納を見ていただきたいと思います。
再開、寺迫奴踊⑨
6月30日(金)
今日は、寺迫奴踊の練習の6回目ですが、今日は踊りの練習ではなく、杖という奴踊で使う道具を作りました。
習字紙2枚を1㎝程度の幅に切り、結束バンドで竹に巻き付けて作ります。
竹は指導してくださる先生方が切ってきてくださいました。
完成した杖です。踊りを指導してくださる先生が作られた見本です。
完成したばかりの杖を見せてくれた6年生です。
道具も作り、練習もますます充実していくことでしょう。
再開、寺迫奴踊⑧
6月30日(金)
寺迫奴踊の再開に向け頑張っている子どもたち。
今日は、踊りの練習以外の部分を紹介します。
この学習をスタートさせる際に実施したアンケートで、都農町のためにどんなことをしたいか尋ねました。
その中に、「宮日新聞に都農のことを載せて、イメージアップを図りたい」という趣旨の回答がありました。
このミッションを進めるにあたり、5・6年生は活動班の中に「広報班」を作り、ポスター等の作成を進めており、今日の昼休みに、宮日新聞の都農支局へ取材をお願いしていました。
事務室の電話を使い、自分たちの伝えたいことが漏れなく伝えられるよう手元には原稿が用意されていました。
緊張の中、来週の月曜日か木曜日の練習の様子を取材してもらうようお願いし、来週木曜日に取材に来ていただくことが決まったようです。
このことを、6回目の練習が始まる際に、みんなへ報告。
自分たちの手で、自分たちの思いを形にしていくことにやりがいを感じ、それを自信へと変えていってほしいなと思いました。
来週もこの活動から目が離せません。
再開、寺迫奴踊⑦
6月26日(月)
今日は、寺迫奴踊の練習の5回目です。
手踊りの1~4番を通した通した後に、3番「行かうか 戻ろか」と4番「紺の前だり」復習しました。
最後に3番と4番を子ども達だけで踊り、手や足の動きを確認していただきました。
「3番の後半が難しい」と話す児童もおり、3番だけ再テストをして、見ていただきました。
授業の最後の感想では、
「3番の踊りが1回目はできなかったけど2回目はできて嬉しかった」
「先生が前にいないとできてなかったので、しっかりと歌で覚えたい」
という発言が聞かれました。
子どもたちは、暑さに負けず練習を頑張っていました。
再開、寺迫奴踊⑥
6月22日(木)
今日は寺迫奴踊り練習の4回目です。
今日は、手踊りの3番「行かうか 戻ろか」と4番「紺の前だり」復習をした後、細かい足や手の動きを確認しました。
指導者の皆様から、
「子ども達は、踊りの覚えが早い」
と褒めていただき、子ども達も一生懸命、踊りを覚えようと頑張っていました。
子ども同士で、互いに教え合う姿が見られ、頼もしかったです。
授業の最後の感想では、
「3・4番は難しくなってきたけど、楽しい」
「夏祭りで踊るのが楽しみ」
という発言が聞かれました。
子どもたちは日々習得に頑張っています。