都農東小ブログ

念願のケアホーム訪問~4年生 総合的な学習の時間~

3月21日(木)

4年生は総合的な学習の時間に、グループに分かれて、都農町を元気で魅力ある町にするための活動に取り組んでいます。

3月12日にはサッカートーナメント戦が無事終了したことをお知らせしましたが、同時進行で学校近くにあるケアホーム(介護保険施設)への訪問についても準備が進められていました。

※ サッカートーナメントに関する過去記事は↓をクリックしてください。

4年生杯 サッカートーナメント戦無事終了!!

 

3月6日には、ケアホーム訪問を計画しているグループの子どもたちがやってきて、電話を掛けたいのだが、どうすればよいか…という相談にやってきました。

タブレットには電話でのやり取りを想定した文章が書かれてありました。

授業の一環として校外の施設に電話をかける経験などほとんどない子どもたちにとって、電話でアポイントメントを取るのは決して簡単な事ではありません。いろんなやりとりをしながら、伝えたいことを相手方に漏れなく確実に伝えられるよう、ポイントを絞って話をしました。

その後、3月8日には担任の先生とともにケアホームへ電話をする姿がありました。

ケアホームの方からご承諾をいただき、訪問日が無事に決まりました。

子どもたちがケアホームを訪問して行いたかったのはリンディックの演奏を聴いてもらうことと、クイズなどを通しての交流のようでした。

リンディックの演奏を聴いてもらうためには、リンディックをケアホームへ運ばなければなりません。再び子どもたちは「どうしたらいいですか」と質問に来ました。そこで、逆に「どうしたらいいと思いますか」と聞くと「誰かに手伝ってもらう」と答え、誰にお願いすればよいかを考えました。これまで、リンディックの学習を支えてくださった方の存在を思い出し、3月13日には、楽器運搬について直接依頼をしていました。

子どもたちは引き受けてもらえるか心配していましたが、「みんなのためだから運んであげるよ」と二つ返事で快く引き受けていただきました。

そして、ようやく訪問当日を迎えました。

あいさつをした後、歌とリンディックによる演奏を聴いていただきました。曲はもちろん「上を向いて歩こう」です。

この後、子どもたちの考えた都農町クイズとジェスチャークイズやしりとりゲームをしました。

子どもたちの発表が終わると、ケアホームの皆さんからお土産をいただきました。

その際、利用者の皆さんとお話をしてほしいとのお願いがあり、子どもたちは笑顔で皆さんと話をしていました。

最後にごあいさつをして、今回の訪問は無事終了しました。

帰校後、子どもたちに話を聞くと、ケアホームに訪問できてうれしかった、訪問してよかったという答えが返ってきました。

学校の中では経験できないことがたくさんあります。

今後も地域の中の学校として、関係機関と連携し、笑顔あふれる学校づくりを進めていきたいと思います。