東っ子ブログ(令和6年度~ )

2023年9月の記事一覧

マウイ島のために

9月29日(金)

9月11日のHPで、6年生がハワイのマウイ島の山火事で被災した方々を支援するための募金を行うための準備をしている話を掲載しました。

あの時は校内放送での呼びかけでしたが、今回は、全校集会の冒頭で直接呼びかけを行いました。

自分たちで作った募金箱や呼びかけのポスターを提示し、全校児童に募金の協力を呼び掛けました。

子どもたちには、1学期から継続して「自分の気持ちや考えを伝え合おう」という話をしています。

今日の全校集会の校長の話では「相手に伝わる伝え方」について話す予定でしたが、以前から、6年生より、今日の全校集会で募金を呼び掛けたいとの申し出を受けていましたので、校長として話す時間を6年生と分け合うことにしていました。

6年生が「自分たちの気持ちや考え」を下級生に伝えるために募金箱やポスターを作り、募金の呼びかけを行ってくれたので、私が話したかったことも合わせて伝えることができました。

「百聞は一見に如かず」

相手に伝わる伝え方について、児童相互で学ぶことができた場面でした。

 

募金の期間は10月2日~23日までとなっています。

募金期間中には秋季大運動会もあります。

皆様のご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

「けテぶれ」に挑戦!!②~けテぶれ自主学習の成果~

9月28日(木)

 4年生では、2学期より「けテぶれ」を取り入れた自主学習を、毎日積み重ねています。

今日は、9月の小テスト最終日でした。子どもたちは、1カ月の取り組みを振り返りました。

 

自主学習ノート

自主学習ノート2  

 写真に載せた振り返り以外にも、「けテぶれをしたから8月よりも漢字が書けた。」や「10月の漢字もがんばりたい」などの振り返りがありました。子どもたちの学びに向かう姿が、主体的になりつつあります。

 現在は、漢字学習が主ですが、算数や理科、総合的な学習の教科でも、「けテぶれ自主学習」に取り組む児童も増えてきました。

都農町のために~4年生総合的な学習の時間~

9月27日(水)

最近、休み時間や昼休みに4年生が校長室にやってくることが増えました。

今日も3名の4年生が校長室にやってきました。

4年生は総合的な学習の時間に都農町のこれからについて学習しているようです。

昨今、耳にする都農町の人口減少の話を知り、このまま人口が減り続けたら、この東小学校がなくなってしまうのではないか?という思いから、今自分たちに何ができるかを考えているようです。

今日来た子どもたちは、自分たちが作成した都農町のポスターについて話を聞きにきました。

子どもたちと話をしながら、思いや考えを伝える方法について一緒に考えました。

何事もトライ&エラーです。

都農町の未来を考える子どもたちはとても生き生きしています。

わらべ歌遊びブーム?!

9月27日(水)

先週のことでした。

1年生教室から楽しげな声が聞こえてくることが度々ありました。

様子を見に行くと、とても懐かしいわらべ歌遊びをしていました。

音楽の授業でわらべ歌を取り扱うことがありますが、授業は1学期に終わっていたようで、どうやら自然発生的に楽しみ始めたようです。

互いに声を掛け合い、仲良く遊ぶことができる。

良好な人間関係を築くためには「仲間に入れる・入れてもらう」という体験はとても大切だと思います。

ふと、熱中症対策として屋外遊びを制限している中で子どもたちなりに考えたことなのかもしれないな。安全に過ごせる方法としては有効だな…笑顔で遊ぶ1年生の楽しそうな姿を見ながら、照り付ける太陽を見上げた午後でした。

職場体験学習無事終了

9月22日(金)

20日から始まっていた都農中生の職場体験学習も今日が最終日。

2日目の昨日は、5時間目に5~6年生と一緒に、寺迫奴踊で使用する「長い杖(じぇ)作り」に参加していました。

作り方は短い杖と同じだという説明に納得顔の5~6年生に対して、そもそも「寺迫奴踊とは?」の表情の中学生。

簡単に経緯の説明をし、作業に加わってもらいました。

分かれて作業に加わり、作り方を教えてもらっていました。

中学生に教えられることがあるというのを誇らしそうに感じている5~6年生でした。

 

いよいよ今日が最終日。

5時間目の様子です。

子どもたちに寄り添い、声をかけたり、やり方を教えたりしている姿にもう緊張は見られません。

そして、いよいよ別れの時。

それぞれの学級で別れを惜しむ姿が見られました。

この3日間の体験が、これからの中学校生活…いや、本校で体験学習をした2名の中学生を支える何かになることを心から願っています。

3日間、お疲れ様でした。

特別活動室がライブハウス!!~鑑賞教室~

9月22日(金)

昨日の3~4時間目は、宮崎県日向市在住の民俗楽器演奏者である成澤ケヤキ様をお招きして、鑑賞教室を行いました。

例年、鑑賞教室は体育館で行っていますが、日中の体育館はとても暑く、音楽鑑賞をするのに適した場所ではありません。また、事前打合せの際、人数的に特別活動室での実施が可能とわかり、本年度はエアコンが使用できる特別活動室で鑑賞教室を行いました。

成澤様は、開演の1時間半前には来校され、いろいろ準備をしてくださいました。

子どもたちは、入室すると同時に、初めて見る民族楽器に目を輝かせていました。

成澤様は、黒板に描いた世界地図を見ながら、持って来られた楽器がどの国で生まれ、どんな音色がするのか、実演を交えてお話をしてくださいました。

【ディジュリドゥの実演①~子どもたちの驚きの表情に注目!!~】

【ディジュリドゥの実演②~子どもたちの表情の変化に注目!!~】

【ハンドパンの実演~とてもステキで不思議な音色でした~】

楽器の説明の後には、希望する子どもたちが学期の演奏を体験する場を設けてくださいました。

まずは、ディジュリドゥの演奏体験。

そして、成澤様から先生方にも声がかけられ、先生方も楽器演奏に挑戦しました。

次に、ハンドパンの演奏体験。これには長蛇の列ができました。

3人1組で体験が行われました。

成澤様は、お一人で世界各地でコンサートを開かれているそうですが、その様子を再現してくださいました。

まず、一つずつ楽器を演奏し、その音源を専用の機材を使って録音します。

【向かって左手にある機械が音源を録音する機械です。】

この作業を何度も繰り返し、複数の楽器の音を録音し、自動演奏できるようにします。

子どもたちはこのことに気づいていたようで、互いに小さな声で話しながら、成澤様の技術に驚いていました。しっかり見ていることに感動しました。

録音が完了した音楽を伴奏に歌を歌う…この方法で世界各国でコンサートをされているのだとわかりました。

終盤では本校の先生がスペシャルゲスト(ギタリスト)として登場し、特別活動室は歓喜の声に溢れ、まさにライブハウス状態!!

最後に成澤様はご自身で作曲した歌を披露するとともに、子どもたちに一緒に歌おうと呼びかけてくださいました。

【演奏したい楽器を演奏しながら「ラララ~」と歌う子どもたち】

子どもたちは全身で音楽を楽しみ、あっという間に60分が過ぎました。

代表児童がお礼の言葉を述べ、鑑賞教室は無事に終了しました。

片付けを終え、荷物を車に積み込み帰ろうとされていた成澤様から素敵なプレゼントをいただきました。

竹で作られたディジュリドゥです。

記念にサインを入れていただきました。

都農東小学校・内野々分校の宝物です。

今年度の鑑賞教室は大成功でした!!

成澤様、素敵な音楽とたくさんの思い出をいただきました。

本当にありがとうございました。

第2回分校との合同学習

9月21日(木)

今日は2回目の分校との合同学習でした。

2年生は国語で「ことばあそびをしよう」、3年生は国語で「修飾語を使って」、4年生は算数の学習をしていました。

【2年生】

 

【3年生】

 

【4年生】

 

1時間目の休み時間から教室に入りましたが、分校の友達の入室を待ちきれず、ろう下まで出迎える姿も見られました。(写真は間に合いませんでした。)

子どもたちの間の交流が自然に、そして少しずつ深まってくれることを願っています。

移動図書館がやってきた!!~第4回移動図書館の日~

9月20日(水)

今日は移動図書館の日でした。

今日の貸出対象学年は4~6年生です。

子どもたちがお昼休みになる前に、来校した町民図書館のスタッフさん方が貸出の準備をしてくださいます。

 

昼休みになると間もなく、6年生女子がやってきて借りる本を探し始めました。

「早かったね」というと「早く来ないと借りたい本が借りられません。」との声。

「これ、おもしろそう。」

「これって、○○さんが好きそうな本だよね。」

本を手に、楽しそうに話す姿がとてもよいなと思いました。

 

子どもたちの輪の中に入り本の話をする先生、気になる本を手に取る先生。

先生方も本のある場所へやってこられます。

 

その後も続々と子どもたちがやってきて、借りたい本を探していました。

 やっぱり、本のある生活はいいなぁと思いました。

 

ところで、皆様は宮崎県が「読書県みやざき」をめざし、いろんな活動にとりくんでいることはご存知でしょうか。

こちらも一度ご覧ください。↓(みやざき学び応援ネット、読書活動関連ページ)

 https://www.sun.pref.miyazaki.lg.jp/pref_dokusho_project.html

都農中生による職場体験学習

9月20日(水)

今日から3日間、都農中学校の2名の生徒さんが、職場体験学習として本校にきています。

職場体験学習で中学生を受け入れるのは久しぶりです。

緊張した表情で先生方へあいさつと自己紹介をして自分の担当する学級へ移動していきました。

【職員室での自己紹介】

【担当学級での自己紹介~多分、ドキドキ~】

【担当学級での自己紹介~きっと、ワクワク~】

職場体験学習は、自分の将来について考えるとても貴重な学習だと考えます。

2名の生徒さんが自分自身の将来を考える機会となるよう、全職員で見守り、励まし、支えていきたいと思います。

礼儀正しい生徒さんの姿に、私たち教職員の背筋もすっと伸びます。

第2回学校運営協議会

9月19日(月)

先週の金曜日(9/15)の午後、第2回学校運営協議会が開催されました。

この日は、委員の皆様の他、本校及び分校の先生方、都農町教育委員会の皆様、株式会社イツノマの皆様にも会に参加していただきました。

今回の熟議のテーマは「移住者に選んでいただける魅力的な学校になるには、何が大切か」で、株式会社イツノマの中川敬文様を講師としてお招きし、ファシリテーターとして会の進行もお願いしました。

中川様からは、参加者に向け、都農町の現状やこれからの学校教育に必要なことなど、たくさんの情報を提供いただき、新たなご提案をいただきながら会を進めていただきました。

いつもと違うメンバーで東都農のこれからについて意見を交換する先生方の表情はとても楽しそうで、どのグループも活発に意見交換をしていました。通常の研修会ではなかなか話し合うことのないテーマであり、先生方が学校運営協議会委員の皆様やイツノマの皆様と話すのも初めてでした。

 少し大きなテーマでしたが、参加者全員が当事者意識を持って会に参加してくださいました。

すぐに結論が出せるようなテーマではないので、この会をきっかけにそれぞれの立場で考えていけるようになることが大事だなと思いました。