2023年7月の記事一覧
4年生 国語「事実にもとづいて書かれた本を読もう」
7月11日(火)
給食の準備の時間に校内を回っていると、4年生のろう下に長机が出されているのが見えました。
その上には、たくさんの本が置かれていました。
国語の「事実にもとづいて書かれた本を読もう」という学習で作成した本の紹介カードと紹介したい本がセットで並べられていました。
その中の1冊、
「みんなとおなじくできないよ 障がいのあるおとうととボクのはなし」
( 日本図書センター 湯浅 正太 (著), 石井 聖岳 (絵))を手に取って読みました。
胸がぎゅっと締め付けられ、涙がこぼれそうになりました。
主人公を思うと、というか、私は、自分が主人公の「ぼく」になったつもりで読んでいたからそんな気持ちになったのだろうと思います。
登場人物に自分を投影し、自分だったら…と思うことは、小学生の子どもにとっては心を豊かにするために必要な経験だと思います。そして、一度きりの人生において、自分以外のいろんな人の気持ちを想像する力を養うためには、読書はやはり有効だなと思いました。