ここでは地産地消や季節のメニューなど話題のメニューを紹介します

2015年3月の記事一覧

3月17日の給食


今日の献立は、減量コッペパン、牛乳、スープスパゲティ、コーンソテーでした。
今日は皆さんの好きなスパゲティでした。スパゲティはイタリアの麺で、日本でとれる小麦と違って少し固めのデュラムコムギという小麦で作られています。イタリアの麺の仲間をパスタと呼び、パスタには今日のようなスパゲティ、サラダやグラタンに使われるマカロニ、少し形がコロッとしたニョッキなどがあります。世界中の麺類に目を向けると、それぞれの国で収穫される小麦の性質によって、歯ごたえや食感が違う麺が作り出されます。日本では、うどんやそばなどがありますね。スパゲティなどの麺類は、体を動かすためのエネルギーのもとになる黄色の仲間の食べ物です。しっかり食べて、エネルギー満タンになりましたね。
今日もごちそうさまでした。

3月16日の給食


今日の献立は、麦ごはん、牛乳、中華炒め、バンサンスーでした。
今日は、「かくし味」についてのお話です。料理をするときに味付けは甘めにとか、少し辛めにといろいろな味付けがあります。その時によく使われるのが「かくし味」です。「かくし味」というのは、名前の通り表面には出ませんが、おいしさを出すために“かくされている味”のことをいいます。そのために、ほんの少し別の調味料を入れます。たとえば、塩味がきつい時に酢を少し入れると柔らかくなったり、魚やお肉を料理するときに酒を少し使うと臭みが消えたり、ぜんざいに塩を少しまぜると甘みが増したりします。料理の味付けも「かくし味」を加えることでおいしく変化します。今日の中華炒めも、もちろん「かくし味」にオイスターソースが使ってありましたよ。
今日もおいしくいただきました。ありがとうございました。

3月13日の給食


今日の献立は、赤飯、牛乳、筑前煮、みそマヨ和えでした。
春は卒業や入学、進級を迎え、多くの人が節目を迎える季節です。そんなお祝いの時の食べ物といえば、「お赤飯」です。お赤飯は、もち米に小豆の煮汁で赤い色をつけて蒸して作ります。昔から、赤い色には悪いものを取り除く力があるとされていて、お米自体が赤い「赤米」を神様にお供えする習慣があったことから、お赤飯が作られるようになったといわれています。今日は、卒業生に向けたお祝いメニューでした。お赤飯のほかにも、筑前煮の材料に、根強くがんばってほしいという思いが込められ「ごぼう」、また、先の見通しがよくなるようにと「れんこん」、さらにはみそマヨ和えの「みそ」には、古くからのことわざにもあるように、力がみなぎるようにとの願いが込められていました。こうして、卒業生へのお祝いの気持ちをみんなでもっていただきました。
今日もごちそうさまでした。

3月12日の給食


今日の献立は、フルーツサンド、牛乳、ラビオリのスープでした。
今日は、ラビオリのお話です。ラビオリとはパスタの仲間です。ゆでてソースをかけて食べることが多いですが、今日のようにスープに入れて食べることもできます。小麦粉を練って作った生地に具を包むので、ゆがいても旨味が逃げずに美味しく食べることができます。また、スープに入れると、生地が旨味をじわりじわり吸い込んで、さらに美味しくなります。パスタも、長いものもあれば短いパスタもあって、今日のラビオリのように、肉や野菜の具が入ったパスタもあるんですね。調べてみるともっとたくさんの種類がありそうです。
今日もごちそうさまでした。

3月11日の給食


今日の献立は、麦ごはん、牛乳、焼き魚、添え野菜、豆腐汁でした。
今日の給食は、ご飯に魚、添え野菜、汁物といった「和食」でした。2年前、この日本人の伝統的な食文化である「和食」は、世界の無形文化遺産となりました。実はこの「和食」、今世界中で熱い視線を集めています。和食には、しょうゆや豆腐、寿司など、人気の食べ物がたくさんあります。人気の理由は、「ヘルシー」で「おいしい」からだそうです。外国では、肥満が国民病になっていて、どうしようかと考えていたところ、目にとまったのが日本の「和食」だったのです。栄養バランス抜群!油の量が少ない!しかも美味しい!
確かに今日の給食もさっぱりと食べやすく、使われている食材もたくさんで、栄養のバランスが整っていました。ごちそうさまでした。