ここでは地産地消や季節のメニューなど話題のメニューを紹介します

2015年3月の記事一覧

3月10日の給食


今日の献立は、チーズパン、牛乳、春野菜のクリームマカロニ、チキンサラダでした。
今日は、春野菜たっぷりのクリームマカロニでした。このおかずの中に、いくつの春野菜が入っていたか分かったでしょうか。たまねぎ、アスパラガス、ブロッコリー、菜の花が入っていたんですよ。菜の花は、ビタミンや鉄分、カルシウムなどの栄養がたっぷり含まれています。黄色いきれいな花をつける菜の花は、道ばたにも咲いており、春が来たことを知らせてくれます。春野菜は柔らかく、アクもなくおいしくいただくことができます。おうちでもいろんな春の味を味わいながら、食事ができるといいですね。
今日もごちそうさまでした。

3月9日の給食


今日の献立は、麦ごはん、牛乳、豚肉のしょうが炒め、千切り大根のサラダでした。
皆さんは千切り大根を知っていますか。大根を細く切り、天日に干して乾燥させたものです。日持ちするだけでなく、お日様の日を浴びた千切り大根は甘みが増えます。普通の大根に比べて栄養がギューッと濃縮され、甘みが増えるんですよ。全国の千切り大根の9割が宮崎県で生産されています。もちろん、給食の千切り大根も日向市美々津でつくられたものなんですよ。千切り大根はそのままでは固いので、料理に使うときは水で柔らかくなるまでもどしてから使います。給食でも大きなたらいを使って柔らかくなるまで水につけておきます。千切り大根は、シャキシャキッとした歯ごたえがあるのも特徴です。おいしかったですね。今日もごちそうさまでした。

3月6日の給食


今日の献立は、牛めし、牛乳、根菜汁でした。
今日はご飯に牛肉の具をまぜて食べる牛めしでした。しかもそこに使われていた牛肉は、なんと!宮崎牛でした!宮崎牛といえば、5年に1度開催される牛肉のオリンピックで2度連続全国1位という快挙を成し遂げたことで有名です。私たちの住む宮崎県は、広い土地があり、また温かい気候にも恵まれていることから、農畜産物の生産が盛んなところです。そんな気候の中でのびのびと育ち、愛情をたくさん受けながら育てられた宮崎牛は、肉質も柔らかくおいしいお肉になります。今から5年前に、宮崎県では口蹄疫(こうていえき)という牛や豚の病気がはやり、たくさんの牛や豚の命がなくなりました。しかし、農家の方の努力により、またおいしい宮崎牛を食べることができるようになりました。ありがたいことですね。おいしくいただけることへの感謝、忘れないようにしたいものです。
今日もごちそうさまでした。

3月5日の給食


今日の献立は、カツバーガー、牛乳、マロニースープでした。
今日は「とんかつ」のお話です。日本で人気のある「とんかつ」は、外国からきた料理に思われがちですが、実は日本で考え出されたものです。もとは「カツレツ」という料理で、フランス語の肉を薄く切ることを意味するコートレットという言葉と同じです。それが豚のトンとカツレツという言葉と一緒になって「とんかつ」という名前になったそうです。大正時代には「トンカツレツ」という名前で作っていましたが、あまり人気がなかったそうです。時代が変わり昭和になると、ある料理屋さんがはじめて「とんかつ」という名前で売り出したそうです。最初は何のことか分からず、注文する人は少なかったそうです。でも食べてみるととてもおいしいので、あっという間に人気が出たそうです。とんかつにはそんな歴史があるんですね。
今日もごちそうさまでした。

3月4日の給食


今日の献立は、ちらし寿司、牛乳、えび団子のすまし汁、菜の花和え、ひなあられでした。
ひな祭りの3月3日は昨日でしたが、今日はそのひな祭りにちなんだメニューでした。
ひな祭りは、女の子の成長や幸せな結婚を願うもので、ちらし寿司やはまぐりのすまし汁などを食べます。給食で、はまぐりを出すことができないのが残念ですが、はまぐりの貝殻は2枚で一組になっていて、ほかの貝と組み合わせることはできません。そこには、将来、結婚した人とずっと一緒にいられるようにという願いが込められています。また、ひなあられは4色で、ピンクは春、緑は夏、黄色は秋、白は冬を表しており、これを食べて1年間健康でいられますようにという意味があります。
今日はみんなで食べてお祝いをすることができましたね。今日もごちそうさまでした。

3月3日の給食


今日の献立は、ミルクパン、牛乳、野菜のカレー煮、フルーツ白玉でした。
今日の給食は、スパイシーで香りのよい調味料が使ってありました。さて何でしょう。そうです、カレー粉です。カレー粉は、世界中で最も多く使われている香辛料といわれています。インドが発祥の地で、タミール地方の「汁」という意味の「カリ」がなまったものといわれています。カレー粉は1種類からできていると思われがちですが、実はたくさんの香辛料を混ぜ合わせてつくられたものです。今でもインドでは、それぞれの家庭で香辛料を混ぜ合わせ、作られています。インドでは、家庭によってカレー粉の味も違うことでしょうね。今日はそんなカレー粉を使った料理でした。
ごちそうさまでした。

3月2日の給食


今日の献立は、ハヤシライス、牛乳、りんごサラダでした。
ハヤシライスは、文明開化をきっかけに日本で生まれた定番洋食です。牛肉や野菜をハッシュして煮込む料理です。英語で「ハッシュ」とは、細かくまたは薄く切ること。また、牛肉をビーフ、ご飯をライスといいますので、「ハッシュドビーフ・ウィズ・ライス」と呼ばれていました。それがなまって「ハッシュドライス」「ハヤシライス」となったそうです。ハヤシライスは、普段家で食べる時は、ご飯の上にルーをかけて食べますが、給食では、ご飯の入れ物にかけることができません。ですので、ルーをお皿につぎ、その中にご飯を入れて、まぜてから食べます。とってもおいしかったですよね。
今日もごちそうさまでした。