日誌

めずらしいお客様!

    先日保護者の方から珍しい生き物がいたということで、その生物を学校にもってきてくださいました。早速高学年の子ども達と一緒に見て、何という生き物かを調べてみました。すると・・・なんとこれはとても貴重な珍しい昆虫でした。和名を”オオミズアオ”という蛾(が)の一種でした。 幼虫時代はカエデやサクラなどの葉を食べて育ちますが、成虫になると口がなくなってしまいます。そのため食事ができず、成虫になった後はわずか1週間ぐらいの命しかありません。その短い間に交尾をすませて、メスは卵を産んで死んでいってしまいます。寿命が短いうえに、もともとたくさん見られないめずらしい蛾でした。みんなで観察した後、裏山へと逃がしてあげました。またオオミズアオの子どもや孫に会えるといいですね。