R4寺迫小ブログ

昔の話だけど昔話ではない、、、「平和に関する学習」

6月11日(火)、6年生教室では「平和に関する学習」が行われました。

昨年度に引き続き、語り部グループ「南の風」代表の常盤 泰代様に来ていただき平和に関する学習を開いてもらいました。

6年生は社会科で歴史について学びますが、今はまだ歴史の学習には入っていません。

でも、昔、日本が戦争をしていたことは知っています。そんな子ども達に戦時中の暮らしや様子について常盤さんが分かりやすくお話しくださいました。美しい沖縄の悲しい歴史や沖縄の子ども達が九州に疎開してきたこと、そのうちの対馬丸は撃沈されてたくさんの子ども達の命が失われたこと、疎開してきた子ども達は実はこの美々津や寺迫小にもいたこと、戦争が終わってその子たちが沖縄に帰った時のこと、時を経てまたこの寺迫小でおじいちゃん、おばあちゃんになって再会したときの様子など、子ども達なりに戦争の悲惨さ、虚しさを感じ取ってくれたのではないかと思います。歴史の学習が始まり、修学旅行では知覧特攻平和会館にも行きます。平和に関する学習の積み重ねが、子ども達の平和への思いを強くしてくれることを願っています。

常盤さんが最後に子ども達に語ったこと

命を大切に!

自分の意見を持とう、嫌なことは嫌と自分の気持ちを表現できるようになろう!

6月21日(金)には、対馬丸記念館から寺迫小の6年生を含めた県内5つの小学校が参加してのリモート授業が行われます。同年代の子ども達が平和について語る貴重な学びの機会になるといいですね。