寺迫小ブログⅡ(R4.4~   )

響けこの音 続け伝統「牧水かるた大会」

8月23日(金)に牧水かるた大会が行われました。

日向市の郷土の偉人である歌人 若山牧水の誕生日が8月24日であることから

毎年この時期に日向市では各学校の小中学生の代表が参加して牧水かるた大会が行われます。

今年も日向市文化交流センターで48回目となる大会が盛大に行われました。

寺迫小学校の児童も参加して頑張ってくれました。

夏休み前から昼休みを利用して練習に励み、夏休み中も集まって練習する機会を設けました。

そうやって郷土の偉人の詠んだ短歌を覚えて、各学校の代表児童がこの大会に挑んでいます。

1人で100枚どりに挑戦する個人の部や今年は初心者の部も行われました。

本番前、そして本番中も会場には緊張感と子ども達の熱気がみなぎっていました。

会場がシーンとする中、札をとるパシンとした乾いた音だけが響きます。

会場は静かでしたが、競技をしている子どもの胸の中には心臓の音が大きく響いていたかもしれませんね。

寺迫小学校の児童は、残念ながら入賞までには及びませんでしたが、

練習の成果は十分に発揮してくれました。札をとる度に喜びと自信になったことでしょう。

みんなで練習を頑張って来たこと、そして広いホールで日向市内の小中学生が集まって腕を競い合ったこと、それら全てがこの夏の良い思い出や財産になったことと思います。

みんな本当によく頑張りましたね。

牧水かるたに親しむことを通して、

子ども達の中に郷土の偉人を偲ぶ気持ち、

そして文化や伝統を大切にする気持ちが根付いていくことを願っています。

 

 子どもらの 手に汗にぎる 熱戦に 牧水の夢 今も生きたり