R4寺迫小ブログ

キジ放鳥

  9月26日(木)、5・6年生を対象にキジ放鳥を行いました。本校は愛鳥モデル校の取組として令和3年度より放鳥の活動に取り組んでいます。キジの放鳥は今年度で3回目です。

 まずは、キジを放鳥する森林と林業について学習しました。森林は、木材を我々に提供するだけでなく、緑のダムとしての役割や土砂災害防止の役割など、私たちにたくさんの恵みをもたらせてくれています。そして、林業は、その森林が荒れないように適切に管理するとのことです。宮崎県は、70%以上が森林と豊かな自然に恵まれています。その森林を守ることの大切さを学ぶことができました。後半には、森林についてのクイズをグループで考える時間もあり、森林について理解をより深めることができました。

 その後、落鹿地区の放鳥する場所まで歩いていきました。放鳥する場所では、放鳥するキジについての説明がありました。今回放鳥するキジは、生後5か月だそうです。3月には、ひな鳥を連れて散歩している光景が見られるかもしれないそうです。

 いよいよ放鳥です。今回は60羽のキジを放鳥します。初めは1かごずつ、そして最後には全員で5つのかごを開けることにしました。子どもたちが、かごのふたをそっと開けると、そこから勢いよくキジが飛び立っていきました。5つのかごを一斉に開け、たくさんのキジが元気よく羽ばたいていった光景には、とても感動させられました。

 この学習で、自然愛護や環境保全の大切さを学ぶことができました。宮崎県東臼杵農林振興局の皆様、鳥獣保護管理員の皆様、日向市職員の皆様などたくさんの方にご協力いただきました。本当にありがとうござました。