学校の様子(ぜひご覧ください)

焼畑「火入れ・種まき」!

 「焼畑」は日本に昔から伝わる農法です。椎葉村でも山の斜面を利用しての「焼畑農法」が昭和の中頃までは行われていたようです。その後、いろいろな事情により継承されなくなったようですが、本校では,保護者や地域の方々の協力により今年で第31回目の「子ども焼き畑体験学習」を実施しています。
 梅雨が明け、暑さ厳しい中、29日(月)に、火入れ、蕎麦と大根の種まきを実施しました。今年は梅雨の期間が長く、おまけに火入れの3日前、2日前と雨が降り、焼畑地の山の枯れ木も湿っていて、火の着きも良くありませんでしたが、保護者や地域の方々、椎葉中の先生方や尾向小卒業の椎葉中の生徒の皆さんのおかげで無事終えることができました。ありがとうございました。
 この、焼畑体験学習は地域の協力無しではできない活動ですが、ここ尾向地区の「マンパワー」というものは大変すばらしく、いざというときには人も集まるし活動力もパワフルです。そんな地域の力を活かしながら、10月にはそばを収穫し、11月には、収穫祭を行い、昔ながらの「焼畑農法」で蕎麦作りを行います。
【開会式の様子】↓

【児童代表のあいさつ】

【火入れ祈り】↓

【最初の火入れは6年生だけが体験できます】↓







【昨年収穫したそばの種を、焼いた地に投げつけるように撒いていきます】↓



【今年は、鹿よけのネットを張りました】↓

【体育館で閉会式を行いました】↓

【終了後の打ち上げも大いに盛り上がりました】↓

※1人のけが人もなく、熱中症で倒れる人出なくて本当よかったです。
種まきが終わり、鹿よけネットを張り終え、撤収作業を始めた途端、バケツをひっくり返したような大雨が降りました!
 小学生は、大雨が降る前に学校に戻っており、あまり濡れませんでしたが、保護者、先生方、中学生はびしょ濡れになりました。
 片付けた後は、保護者の皆様は、学校横の川に入り、汗を流してスッキリされて、打ち上げに参加されました。