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第30回「子ども焼畑体験学習収穫際」!

 11月19日(月)、尾向小学校最大の行事である「子ども焼畑体験学習収穫祭」が、村教育長 甲斐眞后様をはじめ、たくさんのご来賓の方々や地域の方々に来ていただき、今年も盛大に行われました。そば作り体験の様子を見ていただいたあと、向山児童館・尾向小・椎葉中2年生による、ダンスや合奏・合唱、尾向弁を取り入れた楽しい劇を披露することで、約4ヶ月にわたる焼畑体験学習を通してお世話になった方々への感謝の思いがあふれていた発表となりました。
 今年は、この活動が始まって30回目を数えます。記念講演では、第1回目の子ども焼畑体験学習を行った時に、尾向小PTA会長をされていた、清田 泉様に当時の様子についてお話をしていただき、子どもたちはふるさと尾向を愛する気持ちをより強くしたのではないかと思います。
 やぼ切りから始まり、火入れ・種まき、収穫という作業にご協力いただいたたくさんの方々に感謝しながらみんなで食べたそばは最高に美味しかったです。
 改めまして、この子ども焼畑体験学習にご協力いただいた、保護者の皆様、公民館の役員の方々、青年団の皆様、椎葉中学校の2年生の皆さん、本当にありがとうございました。

そばづくり体験の様子  地域の方を講師として招いて指導していただきました。 昔の石臼を使って、収穫したそばを挽きます】↓


【そば粉を練って、そばの生地を作っていきます】↓


【生地が出来上がったら、そば専用の包丁を使って切って、6年生が湯がきから洗いまで体験します】↓



発表会の様子  向山児童館の子どもたちのダンス ※ひょっこりひょうたん島の歌に合わせて踊りました】↓


【椎葉中2年生の合唱 ※2曲披露して下さいました。 ハーモニーの素晴らしさに、小学生は引き込まれていました】↓


【1.2年生の発表 ※獅子舞に頭を噛んでもらったり、御神輿の下をくぐったりして幸せをたくさんもらいました】↓


【3.4年生の発表 ※尾向弁をしゃべりながら、たくさんの笑いを届けてくれました】↓


【5.6年生の発表 ※約4ヶ月の焼畑体験学習お手伝いをして下さった方々へ感謝の意味を込め、火入れ・種蒔き、収穫、あやしまでを、劇にして見せてくれました】↓


記念講演会の様子 清田 泉様 貴重なお話、写真の説明ありがとうございました】↓


焼畑そばの試食会の様子  焼畑で収穫したそばはもちろんのこと、お母さん方が前日からたくさんの干し椎茸を煮込んでくださったおかげで、焼畑そばに合う出汁と、刻んだ柚の風味、お父さん方が焼いて下さった、猪肉も入っていて、世界一美味しいそばをいただくことができました。】↓







※今年で30回目の「子ども焼畑体験学習」を無事終えることができました。
最後の写真は、焼畑地から収穫できた「かぶ」について、家庭教育学級長の椎葉陽子さんから話をしていただいています。
 今年、山に火を入れたあと、昔の落とし種として残っていた「かぶ」が、火を入れたことで、自然に芽を出し、そばと一緒に実ったのです。
 みんなそれぞれ成長は違えど、かならずグーンと伸びる時期があります。そのためにも、これから多くのことを経験していくことで、この「かぶ」のように眠っていた、才能や能力が刺激され、必ず花開くときが来ます。だから、勉強も遊びも全力で取り組んで下さいとお話しされました。
 今回で30回目を迎えましたが、これからも、40回、50回・・・と、この「尾向小学校焼畑体験学習」が続いていくように、今後も皆様のご支援、ご協力をよろしくお願いいたします。
 保護者の皆様は、土曜日の村PTA・家庭教育学級合同研究大会、日曜日の前日準備、月曜日の収穫祭と、3日間続けての行事で、大変だったと思います。お疲れ様でした。そして、ありがとうございました。