学校の様子(ぜひご覧ください)

嬉しいお手紙

夏休み中、嬉しいお手紙が届きました。

今から50年以上前に尾向小に勤務されたF先生からでした。新規採用で3年間勤務されたそうです(現在は小林市にお住まいです)。

当時担任した子どもたちは60歳を超えており、本校児童の祖父母にあたる年代です。

 本校が「梅ちぎり」や「焼畑体験」でテレビに取り上げられたのを見て、懐かしさから手紙をくださったそうです。

11ページにも及ぶ手書きの手紙には、子どもたちががんばっていることの称賛に加え、F先生が尾向小にいらっしゃった頃の思い出がつづられています。

 全校児童が150名くらいいたこと、学校周辺に派出所や郵便局があったこと、お店もいくつかあったこと、当時は校歌がなく県民歌を歌っていたこと、6軒あった職員住宅にはお風呂が一つしかなかったこと、給食がなかったこと、プールがなかったこと、遠くの子どもたちも片道1時間半くらいかけて歩いて登下校していたこと(懐中電灯をを持っていたこと)、門川の海に臨海学校に行っていたこと、自家用車がなく宮崎交通のバスを使っていたこと、宿直室があり先生が交代で泊まっていたことなど、今では想像がつかないようなことがたくさん書かれていて勉強になりました。

子どもたちにも読ませて、学校には様々な歴史があり、多くの人の支えや努力で今があることを感じてもらいたいと思います。F先生、ありがとうございました。