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3月19日 ドッジボール対決

 今回の対戦カードは、「教頭 vs 児童4人」。人数差をものともしない、大人のプライドと子どもの意地がぶつかり合った一戦をレポートします。

 教頭のモットーは、「大人げないと言われようが、本気で戦うことこそが子どもへの礼儀」。 その言葉通り、試合開始のホイッスルとともに、教頭の猛攻が始まりました。

 子どもたちが放つ渾身のボールを、余裕の表情でガッチリとキャッチ。外野にいる先生とでパスを回し、子どもたちの隙を突いては正確なショットで次々とヒットを奪います。
 まさに「大人の壁」が高いことを、その背中で見せつけていました。

 しかし、勝負の世界には魔物が棲んでいました。 圧倒的な優位に立ち、誰もが教頭の勝利を確信したその時……わずかな「油断」が生まれます。

 5年生の渾身の一球が、余裕で取ろうとした教頭の手から、無情にもボールがこぼれ落ちました。

「あっ…!」
 静まり返る体育館。次の瞬間、子どもたちの歓喜の叫びが響き渡りました。見事な逆転勝ち。「おごれる者、久しからず」…そんな格言が頭をよぎる、ドラマチックな幕切れとなりました。

 児童が4人しかいない不土野小。通常のルールでは成立しにくいスポーツも、「どうすればみんなで楽しめるか」を考え、ルールをカスタマイズすることで、これほどまでに楽しめるゲームに変わります。

 大人は一人で戦うハンデを。子どもたちはチームワークで対抗。
 負けて悔しいはずの教頭も、子どもたちの成長した力強いボールを受け、どこか嬉しそうな表情を浮かべていました。次はどんな特別ルールで「リベンジマッチ」が開催されるのか、今から楽しみですね。