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1月14日 もぐらうち

 不土野地区に古くから伝わる1月14日に行われる伝統行事、「もぐらうち」が行われました。寒さを吹き飛ばすような元気な声と音が、教員住宅前に響き渡りました。


 「もぐらうち」は、その名の通り、農作物を荒らすモグラを追い払い、その年の豊作や家内安全を祈願する大切な行事です。山から切り出した「かずら」棒を使います。「もぐらうち」の歌を歌いながら、一軒一軒の家の地面や家の周りを力強く叩いて回ります。


 今年は4人の精鋭たちが、冷たい空気をものともせず一生懸命に地面を叩いてくれました。

 独特のリズムに乗せた歌声に合わせて、かずらの棒が地面を打つ「バシン!バシン!」という小気味よい音が響きます。4人の息がぴったり合った時に響く音は、さすがのもぐらも一目散に逃げ出すはずです。

 地面を叩く音は、眠っている大地を起こし、春を呼び込む合図のようでもあります。一生懸命に取り組む子どもたちの姿に、地域の方々も目を細めて喜んでいらっしゃいました。

 こうした行事を通じて、子どもたちは自分たちが住む土地の歴史や、先人たちの願いに触れていきます。不土野の冬の風物詩が、今年も無事に行われたことを大変嬉しく思います。