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12月19日 椎葉弁の落語(椎葉村学)

 3年生が取り組んでいる「椎葉村学」。今年は地域の方を講師にお招きし、不土野ならではの方言(椎葉弁)について深く学んでいます。

 単に言葉を調べるだけでなく、学習をさらに発展させ、「落語」を椎葉の言葉で表現するという試みに挑戦中です。

 一例を紹介すると、、、

おなかすいた → ひもじい

いきましょうかね → うったとうかねぇ

だましてこようっと → だまくらかしてくっか

おひさしぶりだこと → ひさしいこと

いかがでしょうか。これらの方言が織り交ぜられた落語を想像するだけでも面白くないですか。

 文字で読むだけでなく、落語というリズムのある芸能を通すことで、独特のイントネーションや間を五感使って体得していきます。
 地域の方から直接教わることで、言葉の背景にある暮らしや知恵も一緒に受け継いでいます。世代を超えたつながりがそこにはあります。
 教科書には載っていない、不土野の宝物である「言葉」。この落語を完成させ、2月の学習発表会でお披露目する予定です。