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1月14日 もぐらうち

 小正月を前に、1月14日不土野地区恒例の「もぐらうち」が行われました。

 子どもたちが夕方になると、ホテと呼ばれる藤カズラの棒を持って集まってきました。見た目に堅そうな藤カズラの棒ですが、カズラなだけあってよくしなります。そのしなりを使って、思い切り地面を叩きつけます。

 カズラは木に巻き付いていきますので、棒状の立派な藤カズラを用意するのはなかなか大変だとも話を聞きました。

 今年は、テレビ局の取材もあり、協力隊の方々も見学にお見えになったりで 例年以上に大人数でのもぐらうちとなりました。

「年の初めの十四日。菜園畑(せいえんばたけ)のモグラ打ち」

 子どもたちが声をそろえて歌いながら、庭先の地面を思い切り叩きます。

 まだ歌いながら叩きます。合格が出ません。もう一度。そして、またもう一度。

 見た目以上に疲れるようで、次第に子どもたちが息切れしてきます。頑張れ! 

 最後には、もぐらうちをしてくれたお礼を受け取ります。お菓子や餅、果物などをいただくようです。

 職員住宅をスタートし、近くの家の庭先をたたいて回り、その後、上と下の地区に分かれて、夜遅くまで回ったようです。保護者の皆様もお疲れ様でした。

 よい一年になりますように。