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7月9日 ヤマメの稚魚放流

 不土野小学校の子どもたちが、ヤマメの稚魚放流を体験しました。

 遠く延岡から、祝子川養魚場の方がトラックいっぱいの元気なヤマメの稚魚を運んできてくださいました。

 全長15㎝くらいの稚魚。トラックの水槽いっぱいにいます。

 バケツから飛び出すほどの勢いのよい稚魚を前に、子どもたちは目を輝かせ、「わー!すごい!」と歓声を上げていました。

 

 子どもたちは、その元気な稚魚をそうっとバケツからすくい、学校の下を流れる不土野川に放流します。 

 冷たい川の水に放たれた稚魚たちは、あっという間に泳ぎ去っていきます。「大きくなってね!」「また会いに来るよ!」と、それぞれの稚魚に声をかける姿は、とても優しさにあふれていました。いい光景です。

 養魚場の方から、ヤマメは1年半から2年かけて大きく育つこと、そして美しい水でないと生きていけないことを教えていただきました。

 この話を聞いて、子どもたちは、自分たちが普段遊んでいる不土野川の豊かな自然を守ることの大切さを改めて感じたようです。

 今回の稚魚放流は、子どもたちにとって、命を育むことの尊さや、自分たちの手で地域の環境を守っていくことの重要性を学ぶ貴重な機会となりました。ご準備いただきありがとうございました。