日誌

6月23日 伝承活動「ひえつき節」

今日は、月に1回の伝承活動「ひえつき節」の練習日です。

<正調ひえつき節>

この歌は文字通り、稗(ひえ)をつく際に歌われた労作歌です。冬になるとどこの家でもこの稗をついていましたが、何か祝い事があるような家はたくさんの稗をつく必要があり、大勢の人に頼み5~6人1組でついていました。調子を合わせ、勢いよくつき、歌い手たちはその横でこの歌を賑やかに歌い、即興の囃子(はやし)歌を添えて活気をつけました。この大がかりなひえつきの場は、若い男女が出会う場にもなっていたそうです。尾八重地区に「ひえつき節発祥の地」の石碑が建てられています。

この歌詞の意味を子どもたちに話して聞かせ、子どもたちはさらに心を込めて歌い出します。

体育館いっぱいに子どもたちの声が響き渡ります。一生懸命でとてもいい声です。指導者の方々いつもご指導ありがとうございます。