延小ブログ

着衣泳週間!

 今週はプールで「着衣泳」を体験する週間になっています。27日は3年生が実施していました。

 水難事故の9割は着衣のまま発生すると言われています。着衣で泳ぐのは水泳選手でも難しく、もがいているうちに体力がなくなり沈んでしまうそうです。専門家によると、自力で泳ぐのは諦め、あおむけになって水面に浮く「背浮き」で救助を待つのが、最も命が助かる可能性が高いそうです。

 息を吸った状態での人間の体の比重は水1に対して0.98。つまり、水面に浮く面積は体全体の2%しかない。あおむけになって鼻と口を水面から出すには、(1)腰をそらして、ヘソの上にある浮力の中心「浮心」と体の重心を一致させる(2)あごを上げて鼻と口をなるべく高い位置にする(3)スニーカーなど靴はソール部分に浮力があるため脱がないことが大事なんだそうです。

 下の写真のように、3年生でも、力を抜いて「背浮き」が上手にできている子もいました。実際は流れもあるし波もあるのでなかなか冷静に背浮きが出来る人は少ないと思います。3年生はこの後、ペットボトルなどの浮く物を持って背浮きをする練習をしていました。

 まずは、水難事故に遭わないように、十分きをつけていきましょう。31日の終業式は学級活動でも、徹底して水の事故防止について、子どもに指導する予定です。