日誌

トンネル工事現場を見学しました!

 21日(土)に、家庭教育学級の一環で、トンネル工事現場の見学をしました。本校の子どもたちと保護者の方々、教職員の総勢40名ほどが参加しました。

 現場は、九州中央道の髙千穗日之影道路の日之影側入口となる「平底トンネル」です。

 初めに、現場事務所にて、国土交通省延岡河川国道事務所の方から九州中央道及び平底トンネルの概要を、施工業者の前田建設工業の方からトンネルができるまでの順序などについての説明を受けました。

 その後、いよいよ工事中のトンネル現場へ。トンネル入口付近に、トンネル内からベルトコンベアで運ばれてくる「ずり」(岩の破片)置き場の建屋がありました。また、トンネル入口は、大きな防音壁が二重三重になっており、発破音が外に漏れて地元住民に迷惑がかからないように騒音対策がしてありました。

 トンネル内に入ると、両脇には照明が等間隔で点けられており、トンネル内からスリット状に外の光が入ってきているような明るい感じでした。天井には、大きな筒状の送風機が取り付けられ、トンネル掘削先端部分に外気を送っているとのことでした。トンネルを掘り進めていくと同時に、コンクリートで固め、覆っているそうで、意外にトンネル内はきれいでした。たくさんの大型の機械も見ることができました。

 トンネル先端には、今日、掘り進むためのダイナマイトが設置されていました。1回約1m、1日約3mずつ発破しながら掘り進んでいるということです。こんな長く大きなトンネルを、1チーム15人ほど、昼夜2交代で掘り進めているというのも驚きでした。

 現在全長1665mのうち、1400m以上掘り進んでいるそうです。早く完成したトンネルを通ってみたくなりました。

 夏休みの初日に、一生に一度あるかないかの貴重な体験ができて、とても有意義な研修となりました。ぜひ、見学したことを絵日記や作文にしてほしいと思います。今回企画してくださったPTA研修部の皆さんにも感謝いたします。
  

☆ トンネルがどのようにできるのか、よく分かりましたね。とても貴重な体験でした。完成して通れるようになったトンネ
 ルを早く通ってみたいですね。

☆ 説明してくださった延岡河川国道事務所及び前田建設工業の皆様、ありがとうございました。これからも安全第一で、素
 晴らしいトンネルを完成させてください。