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国指定伝統的工芸品「都城大弓」弓師による弓体験授業

 昨日の5、6校時に国の伝統工芸品に指定されている「都城大弓」の弓体験授業が実施されました。国の伝統工芸士の弓師、横山黎明さんと長男の慶太郎さんが、弓の生産方法や都城大弓の歴史をわかりやすく紹介してくれました。弓の材料となる竹を選ぶのに時間がかかること、竹の乾燥や、煙でいぶす色づけなどの工程は5年から10年かかること、取った竹の6割は使えないなど、弓を作るのに苦労と手間暇がかかることの説明を受けました。都城大弓は200以上の工程がすべて手作業で、黎明さんは、工程の中でも、一番重要な竹を曲げるためにひもで巻いてくさびを打ち込む「弓の打ち込み」を実演してくれました。その後、生徒は一人一人が、半円状に反りをつける体験やかんな削りを体験しました。