『ピアサポート』
本日[2月14日(火)]、ピアサポートの学習を行いました。
1・2年生は体育館で、3年生はリモートで実施しました。
県の「ひなたセーフティープロモーションスクール推進事業」として、下関市立大学 中林教授(日本ピアサポート学会常任理事)を講師としてお迎えしました。
「よりよい人間関係づくりを目指して」という演題で、お話をされました。
開始早々、各列の最後尾の生徒が集まり、「文字」を聞いて・・・。
後ろから前へ、指で背中に一文字書いていく『伝言ゲーム』です。
「ま」「め」「?」「(わかない漢字)」等、回答していきますが・・・。
22列あって、なんと正解はなし・・・ 。
答えは『友』でした。
「どうして間違えたのでしょう。漢字、ひらがな、数字・・・と自分で思い込んでいませんでしたか?」
「思い込みは思考を限定してしまう。」ということでしょうか。
人(友だち)の一面だけを見ず、多面的に見ることで違うよさが見えてきます。
スライドを使い、とてもやわらかな口調で分かりやすく話をしていただきました。
生徒は、先生の話に引き込まれ、一生懸命に聞いていました。
「何に見えますか?」
「答えはありません!自分が見えたものが答えです。」
生徒は「三角形」「ストローを切ったもの」「アルファベットのY」など答えていました。
同じものが、違って見える。そこが大切なところです!
(私は、三角形
他にもいろいろな問いかけや事例の紹介があり、生徒はうなずいたり、首を振ったりと自分の考えを深めていました。
『ピアサポート』とは、「仲間や同輩が、相互に支え合いながら、自分たちの手で課題解決していく活動」です。
ピアサポートの考え方
〇誰もが成長する力を持っている
〇誰もが自分で解決していく力を持っている
〇人は、実際に誰かを支援する中で成長する
そして、「誰もが他者をサポートできる存在であり、サポートを受ける存在である」
これからも「よりよい人間関係づくり」を目指して、ピアサポートの活動(学習)に取り組んでいきます。
また、本校の「生徒のあいさつや清掃活動の取組が大変すばらしく、感動しました」とお褒めの言葉もいただきました。
「先生のこれからのますますのご活躍を祈念いたします。ありがとうございました。」