今月の給食こんだて

“我が生涯に 一片の悔いなし ”(3年学年通信より)

保護者の皆様には、懐かしいセリフだと思われた方も多いかもしれません。20数年前に少年誌に連載され、TVで人気を博した「北斗の拳」。北斗神拳伝承者の世紀末救世主‘ケンシロウ’と世紀末覇者‘ラオウ’が、兄弟で壮絶な戦いをし、最後の戦いに敗れ、天にかえるラオウの最後の言葉です・・・。
3月18日(予定)は、卒業式です。高城中学校での生活も残り半年を切りました。今、10月20日(日)の中学校最後の文化祭に向けて合唱の練習や劇の準備に力が入ってきているところです。来週の木・金は、中間テストです。4週間後の10月24日(木)、25日(金)は、進路決定に係る実力テストがあります。ある意味で、気の安まる時がないのかもしれません・・・。
 「今は○○があるから、○○が終わってから□□を頑張ろう。□□が終わったら、△△に取りかかろう…。」と、1つずつ確実に取り組むやり方もありますが・・・。
しかし、逆に、複数のことに並行してしっかりと真剣に取り組むことで、最高の充実の時期にできるときでもあります。「中3の秋は、勉強も合唱も劇も、遊びも…よく頑張ったよなぁ!」と、大人になって思い出をたどる時、心に強くよみがえり、人生の中でも忘れられない時期になるかもしれません。来年3月の卒業の日に、「我が高城中学校の生活に 一片の悔いなし」と言えるような過ごし方を、これからの半年間で、できるといいと思います。
時間は、皆平等に1日24時間あります。でも、その時間の中身を楽しくしたり、充実させたり、つまらなくしたり、あれをすればよかった、あれをやらなきゃよかったと後悔したり・・・。すべては自分の気持ちひとつです。自分を厳しく律することが真の自律です。君たち中3生も、もう、そろそろそんな時期だと思います。どうでしょうか?
『合格おめでとう!』『卒業おめでとう!』と、来年3月、君たち一人一人に心から言いたい。