日誌

理科の実験活動


 11月8日(金)、1年1組が理科の授業で実験活動に取り組みました。この日は、「物質が状態変化をすると、質量(重さ)と体積は変化するのだろうか。」という学習課題に、対照実験によって検証していく活動でした。

 授業の導入段階で、ドライアイス(固体)が気体に変わる、エタノール(液体)が気体に変わる様子を観察し、状態変化の定義や状態変化には温度が関係していることについて理解しました。次は、水(液体)が氷(固体)に状態変化をすると、質量と体積はどうなるのかについて予想を立てます。生徒は日常の経験などから、結果を予想していきましたが、全員同じ予想ではありませんでした。そこで、実験ということになるわけですが、対照実験として、固体の蝋が液体の蝋に状態変化する様子も観察していきました。

 水は氷になると体積が大きくなり、蝋は固体になると体積が小さくなるという違いはあるものの、質量は両方とも変わらないという結果に全ての班がたどり着きました。身の回りの事象を確かめる興味深い実験でした。